こんにちは、ちゃむです。
今回の記事は『日本一幸せな大富豪 竹田和平さんが命をかけて教えた 魂に火をつける5つの物語』の紹介です。
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『日本一幸せな大富豪 竹田和平さんが命をかけて教えた魂に火をつける5つの物語』 山本時嗣著 光文社
本書は日本一幸せな大富豪 竹田和平さんの弟子であった著者の山本時嗣(やまもとときおみ)さんが和平さんの遺志を今を生きている人たちに知ってもらい、和平さんの遺志をつなぐために書いた本です。
本書では山本さんを含むお弟子さん、和平さんの秘書、和平さんのご家族と和平さんとの間であったエピソードが書かれています。
エピソードの中で和平さんが話した言葉から大切なことを学ぶことができます。
本書から学んだこと
「ありがとう百万遍」
「ありがとう」を数多く言うことは人生をよくする力になるという教えです。
それでは、『日本一幸せな大富豪 竹田和平さんが命をかけて教えた 魂に火をつける5つの物語』を紹介していきましょう。
目次
日本一幸せな大富豪 竹田和平さんとは?
竹田和平さんはタマゴボーロで有名な名古屋の竹田製菓(現竹田本社)の会長、日本一の個人投資家として有名な人物でした。
和平さんは竹田製菓株式会社を設立。
戦前から和平さんの祖父が家業で作り始めたタマゴボーロの生産を機械化しました。
代表的な商品は「タマゴボーロ」「麦ふぁ~」があります。
また104社の上場企業の大株主でした。
これは個人が大株主となっている上場企業数で国内一位でした。
一方で、「まごころ」を持った経営者を育てようと「貯徳問答講」を開いていました。
みんなが幸せで豊かな人生を送るために、「ありがとう」を広める活動を死ぬ間際までおこなった方です。
竹田和平さんは2016年7月21日に亡くなりました。
『日本一幸せな大富豪 竹田和平さんが命をかけて教えた 魂に火をつける5つの物語』の要約
この章では、『日本一幸せな大富豪 竹田和平さんが命をかけて教えた魂に火をつける5つの物語』の要約をお伝えします。
まずは本書の構成です。
第1話 3万円の交通費
第2話 10年後の「徳の世を開く」ビジネスを
第3話 恒心があってこその恒産
第4話 「まろ」になったら何でもできる
第5話 竹田家 家庭人としての竹田和平
本書は第1話から第5話までの構成になっています。
第1話から第5話まで、それぞれの要約をお伝えしましょう。
「第1話 3万円の交通費」の要約
第1話は和平さんの弟子であった山本時嗣 (やまもとときおみ) さんのエピソードです。
・和平さんから”ありがとう百万遍”をやってみるように言われ、「ありがとう」を多く言うようにしたら、事業がうまくいくようになり、人とのご縁が変わったこと
・「貯徳問答講」を始めることになり、和平さんからの要望に答えていくうちに「作家プロデューサー」という天職を得ることができたこと
・作家プロデュース業に没頭していくうちに和平さんと会うことが減り、和平さんが亡くなるときには愚かな弟子だったこと
・和平さんが亡くなってからこの本の企画が生まれるまでの気持ち
について書かれています。
「第2話 10年後の「徳の世を開く」ビジネスを」の要約
第2話は和平さんの弟子の鬼頭宏昌(きとうひろまさ)さんのエピソードです。
・お金に関することにブロックをかけない和平さんは、鬼頭さんとは何が違うのかを知るために、和平さんの投資の仕方から学んだこと
・時代や市場を先読みすることの重要性、まごころをべースに経営をすることを和平さんから影響を受けて、実践したこと
・「笑顔で営業」「積極的にリスクを自分が取る」「人とは損得を考えずに付き合う」を和平さんから学び、実践したこと
・和平さんの「徳の世を開く」というビジョンに共感した鬼頭さんのビジョン
について書かれています。
「第3話 恒心があってこその恒産」の要約
第3話は和平さんの最後の弟子になったムラモトヒロキさんのエピソードです。
・「5年で5倍の所得と納税をアップしよう!」と説いていた和平さんの言葉は「陰氣を整える」ことだとムラモトさんは考えていること
・お金は周りを喜ばせる、与える、エネルギーを伝えるものだという考えに変わったこと
・「恒心があってこそ恒産が生まれるんだ」という和平さんの言葉に感銘を受けたこと
について書かれています。
「第4話 「まろ」になったら何でもできる」の要約
第4話は和平さんが亡くなるときの秘書だった真田英里さんのエピソードです。
・英里さんがFacebookでの「貯徳問答講」に参加し、英里さんが投稿した内容が和平さんと知り合うきっかけになったこと
・英里さんが大学生時代に和平さんから連絡をもらい、アルバイトをしていときの和平さんとのエピソード
・和平さんが亡くなり、英里さんが残したいと思っている「人を遺す」こと
について書かれています。
「第5話 竹田家 家庭人としての竹田和平」の要約
第5話は和平さんの家族(長女、長男、次女)のエピソードです。
・奥さんを大切にしていた和平さんの、結婚にまつわるエピソード
・和平さんの子どものしつけに関するエピソード
・子どもたちが大人になり、和平さんのことで気づいたこと
・奥さんが脳出血が原因で車いす生活になってしまったことに対して、和平さんの後悔
について書かれています。
『日本一幸せな大富豪 竹田和平さんが命をかけて教えた 魂に火をつける5つの物語』から学んだこと
本書から学んだことをひとつだけに絞りお伝えします。
学んだこと
「ありがとう百万遍」
「ありがとう」の意味は
元々は「有り難し」=「有ることが難しい」
貴重で得がたいものを得ていることから、感謝の気持ちを表す言葉になりました。
「ありがとうをたくさん使うと、心があったかくなって幸せを感じて、運がよくなるんだよ。
それまで、どんなに大変な人生だったとしても、必ず人生の花を咲かせることができるんだよ。」
と和平さんは弟子に教えました。
著者の山本さんも和平さんから「ありがとう百万遍」をするように言われました。
そのときに、山本さんは和平さんから言われた言葉があります。
「人生のどん底の人って、ありがとうが足りないだがね。そういう人は、ありがとうを100万回言えば人生がよくなるんだがね。」
山本さんがすぐに実行したところ、取り巻く状況がどんどんよくなっていったそうです。
「ありがとう」を100万回言うことは難しいことですが、とにかく数多く言うことが大切です。
私の個人的な感覚になりますが、私たちは誰かに何かをしてもらったときに「ありがとう」と言うことが少ないのではないかと感じています。
例えば、あなたはコンビニで買い物をしたときに店員さんに会計をしてもらった後に、「ありがとうございます」と言っていますか?
家族など身近な人に何かをしてもらったときに「ありがとう」と言っていますか?
普段の生活をよく観察してみると、「ありがとう」という機会はよくあるのに、きちんと「ありがとう」と伝えることができていないではないでしょうか?
私は本書を読んだあと、会社で誰かに何かをしてもらったときには「ありがとう」とできるだけ言うようにしました。
そうすると相手も笑顔になり、人間関係が良くなりました。
この経験で「ありがとう」と言うことは大切なことだと学びました。
まとめ:学んだことは「ありがとう百万遍」
『日本一幸せな大富豪 竹田和平さんが命をかけて教えた 魂に火をつける5つの物語』から学んだこと。
「ありがとう百万遍」
「ありがとう」を数多く言うことは人生をよくする力になる。
「ありがとう」と言うことは誰でもできることです。
「ありがとう」と言うことで自分の心も満たされますし、相手の心を満たすことにもなります。
100万遍する必要はありませんが、感謝することに気づいたら実践してもらいたことです。
もし、「ありがとう」と言うことが苦手だと感じている人がいたら、武田双雲さんの『「ありがとう」の教科書』を読むことをおすすめします。
『「ありがとう」の教科書』には、普段の生活のなかで「ありがとう」と言うことを実践する方法が書いてあります。
武田双雲さんの『「ありがとう」の教科書』の記事も書いていますので、合わせて読んでみてください。
>>『【要約・書評】武田双雲さんの『「ありがとう」の教科書』3つのポイントを紹介』
今回の記事は以上で終わります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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