こんにちは、ちゃむです。
今回は次のような悩みを持つ人に向けての記事です。
やりたいことがあるけど、なかなか一歩を踏み出すことができない。最初の一歩を踏み出すために、背中を押してくれる本を紹介してほしい。
こんな悩みをお持ちのあなたへ『自分の中に毒を持て』を紹介します。
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本書は次のような人におすすめです。
・行動を起こせないでいる人
・自分に自信を持てない人
本書を読めば、行動したくなる力が湧いてきますよ。
本書の内容をひと言に要約すると以下の言葉になります。
自分と戦う
著者が本書で伝えたいことは次の一文に表されています。
いのちを賭けて運命と対決するのだ。
引用元:『自分の中に毒を持て』
そのとき、切実にぶつかるのは己自身だ。
己が最大の味方であり、また敵なのである。
著者の岡本 太郎(おかもと たろう)さんのプロフィールを紹介しましょう。
芸術家。1911年生まれ。29年に渡仏し、30年代のパリで抽象芸術やシュルレアリスム運動に参加。パリ大学でマルセル・モースに民俗学を学び、ジョルジュ・バタイユらと活動をともにした。40年帰国。戦後日本で前衛芸術運動を展開し、問題作を次々に社会に送り出す。51年に縄文土器と遭遇し、翌年「縄文土器論」を発表。70年大阪万博で『太陽の塔』を制作し、国民的存在になる。96年没。いまも若い世代に大きな影響を与え続けている。
引用元:『自分の中に毒を持て』
本書は4つの章で構成されています。
本書の構成
第一章 意外な発想を持たないとあなたの価値は出ない
第二章 個性は出し方 薬になるか毒になるか
第三章 相手の中から引き出す自分 それが愛
第四章 あなたは常識人間を捨てられるか
それでは『自分の中に毒を持て』を紹介していきましょう。
目次
【要約】『自分の中に毒を持て』のポイントは3つ
本書の大切なポイントは、ほぼ第一章に書かれていると私は感じました。
ポイントは3つあります。
3つのポイント
ポイント1:自分の最大の敵は自分自身
ポイント2:自分自身の生きるスジは誰にも渡さない
ポイント3:自分は駄目人間だと認める
つまり、自分と向き合うことが大切なのです。
ポイントをひとつずつ説明していきますね。
【要約】ポイント1:自分の最大の敵は自分自身
本書のなかで、岡本さんは次の文を書いています。
自分らしくある必要はない。むしろ、〝人間らしく〟生きる道を考えてほしい。
引用元:『自分の中に毒を持て』
「忠実」という言葉があります。
忠実の〝忠〟とは〈まめやか、まごころを尽くす〉ということ。
自分に対してまごころを尽くすというのは、自分にきびしく、残酷に挑むことだと岡本さんは語っています。
人は怠けたい生き物です。
周囲の状況についつい甘えてしまいます。
自分の本当の人生を歩みたいなら、自分自身の中にいる甘い自分と戦う必要があるんです。
【要約】ポイント2:自分自身の生きるスジは誰にも渡さない
「自分自身の生きるスジは誰にも渡さない」
この言葉は若者へ向けた言葉です。
いまの時代、安定した会社に勤めたいと考える人が多いでしょう。
また積極的に生きようと思うと、まわりから足を引っ張られることもあります。
「青年は己の夢にすべてのエネルギーを賭けるべきなのだ」と岡本さんは語っています。
自分の夢を閉ざして生きることは、誰かに自分自身の生きるスジを渡すことになる。
夢があるならば、自分自身の生きるスジを誰にも渡さないことが大事だと伝えているのです。
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【要約】ポイント3:自分は駄目人間だと認める
「自分は駄目人間だと認める」
この言葉だけをみると、自分を否定していると思うでしょう。
岡本さんは不安で、迷って、自信がない、何をしたらいいのか、わからない人にこの言葉を提案しています。
やりたいことがあるなら、「自分は駄目人間だと認める」ことが出発点になります。
私も経験していますが、「自分を駄目人間だと認める」ことで気持ちが開き直ります。
周囲の目を気にしなくなります。
今が一番最低だと考えれば、そのあとはステップアップしていくだけです。
何かをはじめるとき、「自分は駄目人間だと認める」ことがスタートなのです。
まとめ:大切なことは自分と戦うこと
本書のポイントは3つ。
3つのポイント
ポイント1:自分の最大の敵は自分自身
ポイント2:自分自身の生きるスジは誰にも渡さない
ポイント3:自分は駄目人間だと認める
本書の内容をひと言に要約すると
自分と戦う
つまり、自分と向き合うことが大切なのです。
「魂を揺さぶられる」という言葉があります。
本書を読むと、「魂を揺さぶられる」ことを実感できます。
岡本さんの言葉は、それだけ力強く、熱いのです。
記事で紹介した3つのポイントは私の心に響いたことです。
本書を読んだ人によって、響くポイントは違うでしょう。
・行動を起こせないでいる
・自分に自信を持てない
このような人は、本書を読んでみてください。
そして、あなた自身で何かを感じとってください。
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