広告

本の要約・書評

【要約・書評】『ウェルスダイナミクス』大切なのはトミ軸で生きること

2022年9月18日

こんにちは、ちゃむです。

今回は次のような悩みを持つ人に向けての記事です。

悩んでいる人

『ウェルスダイナミクス』という本が発売されていることを知った。気になっているので、本の要約と書評を知りたい。




当記事で『ウェルスダイナミクス』を紹介します。

〈PR〉



ウェルスダイナミクスをはじめて知ったという方は、ウェルスダイナミクスの概要について書いた記事がありますので、最初に読んでみてください。
>>【ウェルスダイナミクス】の概要を知ることができます!



本書で大切なポイントを一言で表現すると次の言葉になります。

「トミ軸で生きる」




はじめに著者の宇敷珠美(うしきたまみ)さんのプロフィールを紹介します。

一般社団法人 日本適性力学協会代表理事。
マサチューセッツ大学ボストン校政治学部卒業。20代をアメリカで過ごす。帰国後、米大学大学院日本校など数社に勤め、2002年に起業。
サクセスリソーシズグループ会社日本支社代表となり、日本の起業家たちにロバート・キヨサキ、ブライアン・トレーシー、アンソニー・ロビンズなどの海外ビジネスセミナーを紹介。
その後、ウェルスダイナミクス創設者のロジャー・ハミルトンと出会い、2007年から日本ウェルスダイナミクス協会(日本適性力学協会)の代表理事。
起業家の支援をしながら日本各地でウェルスダイナミクス普及のための活動をしている。
これまでに教えた受講生は、体験セミナーも含めて5万人以上。

引用元:『ウェルスダイナミクス』




本書は8つの章で構成されています。

本書の構成
第1章 おカネ軸で生きるか?トミ軸で生きるか?
第2章 トミ軸の道を進むための基礎知識
第3章 自分の強みと弱みが一瞬でわかる68の質問
第4章 あなたに富をもたらす8つの才能
第5章 価値からお金を生む7つのステップ
第6章 起業、副業したい人のためのウェルスダイナミクス
第7章 ウェルスネットワークは究極の投資先
第8章 才能の活かし方で人生は変わる




ウェルスダイナミクスに関する本はこれまでに、ウェルスダイナミクス創設者のロジャー・ハミルトンが書いて、日本語に翻訳されたものがありました。
(こちらの記事でロジャー・ハミルトンが書いた本を紹介しています。
>>【ウェルスダイナミクス】の理解に役立つおすすめ本3冊を紹介

日本にウェルスダイナミクスを普及させた宇敷珠美さんが直接書いた本は、本書がはじめてになります。

ですので、ウェルスダイナミクスを日本人向けに分かりやすく説明をしてくれています。

本書を読めば、ウェルスダイナミクスの内容を1冊で知ることができます。
(ウェルスダイナミクスというコンテンツはいくつかの要素があり、ロジャー・ハミルトンが書いた本では要素ごとに別々の本になっていました)



それでは、『ウェルスダイナミクス』を紹介していきましょう。

【要約】大切なのは「トミ軸で生きる」こと

大切なのは「トミ軸で生きる」こと

本書の第1章は「おカネ軸で生きるか?トミ軸で生きるか?」です。

どちらが大切かというと、

「トミ軸で生きる」

です。



「おカネ軸」とは、お金にならないことには価値がないと考えることです。

お金を儲けることが大事、体験や努力を軽んじるというように考えるようになります。



「トミ軸」とは、自分が持っている価値を与えることを考えることです。

価値を他者に与えることで、信用や人脈、お金が集まるようになるのです。



「トミ軸で生きる」とはどういうことか?

ウェルスダイナミクスでは「富づくり」を庭づくりに例えています。

お金を蝶だとしましょう。

蝶を捕まえるために、あちこち探しまわり、捕まえられるのはほんの1匹や2匹。

ですが、美しい庭をつくれば蝶を探しまわる必要はなく、自然とたくさんの蝶が集まってきます。

「トミ軸で生きる」とは、自分の持っている価値を高めて、他者に与えることで富が集まってくる生き方です。

自分の強みと弱みがわかる68の質問

自分の強みと弱みがわかる68の質問

「トミ軸で生きる」ために大事な要素に一つに、自分を知ることがあります。

ウェルスダイナミクスでは、プロファイルと呼んでいる自分のタイプを知ることで強みと弱みがわかります。

本書で記載されている質問に答えることで、自分の強みと弱みを知ることができます。



強みと弱みを知ることの利点は2つあります。

2つの利点

①苦手なことは他者の助けを借り、過剰な時間やエネルギーを使わないこと
②自分の長所(強み)が明確になることで、短所(弱み)を隠す必要がなくなること




それぞれの利点について簡単に説明しましょう。

①苦手なことは他者の助けを借り、過剰な時間やエネルギーを使わない

人は自分の強みよりも弱みのほうに気づきやすいものです。

そうすると、弱みを克服しようとします。

ですが、自分が思うように克服することができずに多くの時間とエネルギーを使ってしまうのです。

同じ時間とエネルギーを使うならば、自分の強みに費やしたほうが自分の価値を高めることができます。

②自分の長所(強み)が明確になることで、短所(弱み)を隠す必要がなくなる

短所を隠すことは大量のエネルギーを使うことになります。

ときには、ストレスを抱えることもあるでしょう。

自分の長所(強み)が明確で自信を持っていれば、「私はこれは得意ですが、あれが苦手です」と自然体で相手に伝えることができるようになります。

本書の質問だけで知るテスト結果のデメリット

本書の質問だけで知るテスト結果のデメリット

人には生まれ持った気質があります。

気質は一生変わることはありません。

この気質をウェルスダイナミクスではプロファイルと呼んで、8つのタイプで表現しています。
(プロファイルについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
>>【ウェルスダイナミクス】8つの【プロファイル】の概要を知ることができる



プロファイルは周波数と呼ばれる4つのエネルギーの割合によって、どのプロファイルかが決まります。
(周波数については、こちらの記事をご覧ください。
>>【ウェルスダイナミクス】の【周波数】って何?これで【周波数】のことが分かる!



これまで、周波数、プロファイルの診断テストはオンラインでおこなっていました(周波数のテストは無料、プロファイルのテストは有料)。

本書では質問に答えることで、自分の周波数とプロファイルを知ることができるようになっています。

周波数のテストは20の質問、プロファイルのテストは48の質問があります。



ただし、本書の質問だけで知るテストの結果にはデメリットが2つあります。

2つのデメリット

①質問に対する回答数が同じような数になった場合、自分のプロファイルを判断しづらい
②プロファイルの特徴は基本的な内容しか書かれていない




それぞれのデメリットについて説明します。

①質問に対する回答数が同じような数になった場合、自分のプロファイルを判断しづらい

質問に対する回答数が同じような数になって、自分のプロファイルを判断しづらいという人もいるでしょう。

本書の中でも、そのような人のために「プロファイルテストの結果が納得できないと思ったら」という項目があります。



当記事では、本書に書かれていない判断方法を1つ紹介します。

この方法は著者の宇敷珠美さんが出版記念講演会のなかで話されていたことです。



それは、過去の自分の言動や行動を紐解いてみることです。

過去の自分の言動や行動を紐解いたときに、プロファイルの特徴と合っていることがあれば、それが自分のプロファイルになります。



それでも納得できない場合は本書にも書いてありますが、有料のオンラインテストを受けてみる、一般社団法人日本適性力学協会が認定しているウェルスダイナミクスの有資格者に相談してみるという方法もあります。

②プロファイルの特徴は基本的な内容しか書かれていない

本書ではプロファイルの特徴は基本的な内容しか書かれていません。

自分の強みを活用できるようになりたいと考えたとき、本書の情報だけでは足りないかもしれません。



さらに詳しいプロファイルの活用方法などを知りたい場合は、有料になりますがオンラインテストを受けることをおすすめします。

オンラインテストの結果は約70ページのレポートになっています。

レポートにはプロファイルの活用方法など、多くの有益な情報が記載されています。

有料のプロファイルテストの申込みについては一般社団法人日本適性力学協会のホームページをご覧ください。

【書評】芸能人のプロファイルを知ることでプロファイルを理解する助けになる

芸能人のプロファイルを知ることでプロファイルを理解する助けになる

本書の中で、8つのプロファイルごとに女性歌手と男性芸人が紹介されています。

女性歌手と男性芸人のプロファイルを知ることは、プロファイルを理解する助けになるでしょう。



ウェルスダイナミクス創設者のロジャー・ハミルトンが書いた本では、各プロファイルの有名人として海外の起業家や経営者が紹介されています。

私はその方々の名前を見たとき、分からない人が多かったです。

本書で日本の芸能人が紹介されていることで、自分のプロファイルはもちろん、自分以外のプロファイルの言動や行動の特徴を理解しやすいと感じました。

まとめ:「トミ軸で生きる」ことが大切

まとめ:「トミ軸で生きる」ことが大切

本書の大切なポイント。

「トミ軸で生きる」

「トミ軸で生きる」とは、自分の持っている価値を高めて、他者に与えることで富が集まってくる生き方です。



当記事では、私が本書で大切だと感じたポイントと特徴的な内容をお伝えしました。

ウェルスダイナミクスというコンテンツで「トミ軸で生きる」ために必要な要素が本書にはもっと書かれています。



本書はウェルスダイナミクスを日本人向けに分かりやすく説明をしてくれています。

この1冊を読めば、ウェルスダイナミクスの基本を知ることができます。

お金ではない富ってなんだろう?と気になる方に読んでほしい本です。

〈PR〉

  • この記事を書いた人
chamublog

ちゃむ

ウェルスダイナミクス、本の要約、思考について書いてます | 情報発信の根底にあるのは人の成長 | 2021年5月ブログ開設 | 当ブログはアフィリエイトプログラムに取り組んでいます

-本の要約・書評