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本の要約・書評

【要約・書評】『「売れる個人」のつくり方』大切なのはエネルギーの量と質

2022年10月15日

こんにちは、ちゃむです。

今回は次のような悩みを持つ人に向けての記事です。

悩んでいる人

個人でビジネスを始めたが、なかなか結果がでない。個人で売れるためのヒントを知りたい。



当記事で『「売れる個人」のつくり方』を紹介します。

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売れる個人になるために、本書から大事なポイントを1つお伝えします。

「売れる個人」は「エネルギーの量と質」で決まる


特に「エネルギーの質」を高めることが重要です。

著者の安藤美冬さんが、これさえ覚えておけばいいと書いているほどです。



まずは、著者の安藤美冬さんのプロフィールを紹介します。

作家・コメンテーター
1980年生まれ、東京育ち。
著書累計19万部、新しいフリーランス・起業の形をつくった働き方のパイオニア。
慶應義塾大学在学中にオランダ・アムステルダム大学で交換留学を経験。
「ワークシェアリング」に代表される、働き方の最先端をいく現地で大きな影響を受ける。新卒で(株)集英社に入社、7年目に独立。
本やコラムの執筆、ブログやラジオ(音声配信)での情報発信をしながら、パソコンとスマートフォンひとつでどこでも働ける自由なノマドワークスタイルを実践中。

引用元:『「売れる個人」のつくり方』




本書は6つの章で構成されています。

本書の構成
1章 すべてはエネルギーの量と質で決まる
2章 売れることへの確信を持とう
3章 売れる個人をつくる「心構え」
4章 売れる個人をつくる「戦略」
5章 売れる個人をつくる「発信」
6章 売れる個人から、「エンパワーする個人」へ




本書の内容は大きく2つの要素について書かれています。

それは「マインド」と「戦略」です。

「売れる個人」になるためには、マインドがとても大切です。

ですので、当記事ではマインドの要点をお伝えします。



それでは『「売れる個人」のつくり方』を紹介していきましょう。

【要約】売れる個人になるために大切なのは「エネルギーの量と質」

【要約】売れる個人になるために大切なのは「エネルギーの量と質」

売れる個人になるために最も大切なこと。

それは

「エネルギーの量と質」

です。

あなたは経営者や有名な芸能人やスポーツ選手に会ったときに、パワーやオーラといったものを感じたことがありますか?

パワーやオーラ、それがエネルギーです。

エネルギーがあると人を引き付けるようになります。

だから売れるようになるのです。

人に会ったときに、パワーやオーラといったものを感じた経験があるとイメージできるでしょう。


エネルギーには良いエネルギーと悪いエネルギーがあります。

著者の安藤さんは、「売れる個人」でも幸せな「売れる個人」になってほしいと願っています。

そのためには良いエネルギーを高めることが重要です。



では、良いエネルギーにするために大事なのは何かというと「エネルギーの質」です。

「エネルギーの質」を決めるものは何か?



本書では以下のものが紹介されています。

エネルギーの質を決めるもの
*感情(心)の状態
*ものの見方、捉え方(認知のパターン)
*思考、考えていること
*日々を楽しんだり、リラックスしたりする姿勢
*食べもの
*睡眠の質
*周囲との人間関係




これらのものを高めることが、エネルギーの質を高めることになるのです。

エネルギーの質を高めれば、自然とエネルギーの量も高まると安藤さんは書いています。

【要約】エネルギーの質を高める8つの方法

【要約】エネルギーの質を高める8つの方法

エネルギーの質を高める8つの方法を紹介しましょう。

エネルギーの質を高める8つの方法

①「やりたいことリスト」「行きたいところリスト」 「食べたいものリスト」を常備する
②「感謝ノート」を習慣にする
③こわいことをやる
④自分の浄化をする
⑤良質な食事と睡眠
⑥「お気に入りアイテム」を使う
⑦エネルギーの高い場所に行く
⑧エネルギーの高い人と関わる



8つの方法をそれぞれ簡単に説明します。

①「やりたいことリスト」「行きたいところリスト」 「食べたいものリスト」を常備する

スマホのメモ機能、ノートや手帳に、「やりたいこと」「行きたいところ」「食べたいもの」をリストアップします。

テレビや雑誌、口コミなどで気になる情報を得たら、リストを更新していきます。

やりたい、行きたい、食べたいという願望や興味をひとつずつ満たしていくと、日々の充実感のレベルが高まるのです。

②「感謝ノート」を習慣にする

「感謝ノート」とは、日々の生活で感謝したいことや感謝したことを記録していくノートです。

朝起きてコーヒーを飲む時間や移動中の車内、休憩時間、寝る前など、一日の空いた時間を使ってつけていきます。

これを習慣にしていくと、いかに素晴らしい人や出来事に恵まれているのか、人に支えられているのかを実感できるようになります。 

「感謝ノート」は、「物事の良い面」「人の素敵なところ」に目を向ける訓練にもなるのです。

③こわいことをやる

自分が最もこわいことは、人生のブレイクスルーをもたらす可能性があります。

躊躇していること、恥ずかしいこと、考えただけでも逃げ出したくなるようなことには「おそれ」という感情のエネルギーが膨大にあり、能動的に「こわいこと」をやってネガティブからポジティブな方向性にエネルギーを動かすことで、人生が大きく変わる可能性を秘めています。

ポイントとしては、まず「こわいことリスト」をつくり、「これならできそう」と思える小さなおそれから少しずつ試し、次第に根深く大きなおそれへと手をつけていくこと。



ひとつずつ乗り越えるたびに爽快感を感じたり、「なんだ、思ったほどではなかった」と良い意味で拍子抜けしたりするはず。

そのたびに、エネルギーは飛躍的に高まっていきます。

④自分の浄化をする

モノの片づけをするように、自分自身の片づけ(=引き算)をすることも効果があります。

引き算の代表格が、浄化(セルフ・クリアリング)です。

自分自身に溜まっている「マイナス」なモノを浄化することで、自然とエネルギーを高めていく方法です。



具体的には、断食(ファスティング)、粗塩や日本酒を入れたお風呂に浸かる、浜辺を裸足で歩く(足裏から邪気が出ると言われます)、運動して身体を動かす、サウナで発汗するなど。

手軽で効果が高いのが、泣くこと。

最強の浄化法と言ってもいいくらいです。

涙とともに、日頃自分の内側に溜めてしまっている様々な感情を解放することができます。

⑤良質な食事と睡眠

健康的な食事と睡眠は、私たちの身体をつくる大切なもの。

ベッドに入る1時間前からスマホを見ない、就寝時は寝室以外の場所にスマホを置くなど、ひと工夫するだけでも睡眠の質は上がります。

⑥「お気に入りアイテム」を使う

心のスイッチが「快」になるようなアイテムも手軽に気持ちを上げてくれます。

自分が「心地よい」と感じるモノにアンテナを立て、これまで以上に意識して集めてみましょう。

⑦エネルギーの高い場所に行く

エネルギーの高い場所に行くことで、自分のエネルギーが高まります。

エネルギーが高いと言われるパワースポットはもちろんですが、そうした場所にわざわざ行かなくても、近くの「お気に入りの場所」でも十分です。



一般的には、「風通し」「見晴らし」「日当たり」の良い場所には良いエネルギーが満ちていると言われます。

たとえばホテルの高層階にあるティーラウンジや、緑に囲まれたレストランのテラス席など。

自分にとって「ここに行くと、パワーが充填される」と感じられる場所を複数見つけておくことがおすすめです。

⑧エネルギーの高い人と関わる

人もエネルギーに大きく影響します。

一緒にいて心地よく楽しい人は、今のあなたと波長が合うだけでなく、エネルギーを高めてくれる貴重な存在です。

リアルで会えるような人だけでなく、本を読んだり、動画を観たり、オンラインイベントに参加したりというような「間接的な」つながりでもOKです。

ハツラツとした姿を目にするだけで元気がもらえたり、発信を見ているとなぜだか前向きな気持ちになれる。

そう感じる人とのご縁を大切にしましょう。

【要約】売れることへの確信を持つ

【要約】売れることへの確信を持つ

エネルギーの質を高めていくと、心にある感覚が芽生えます。

それは「確信」です。

確信は自信のある・なしの領域を超えて現実を呼び込んでくれる、最強の感覚です。



「売れる」という確信を本当に得ることができたら、あなたは必ず「売れる個人」になります。

安藤さんは、「確信」について研究をしました。

本書のなかで、確信を強める3つの方法を紹介してくれています。

確信を強める3つの方法

①感情のメモリを上げる
②心から求めるものに素直になる
③リラックスする



ひとつずつ説明していきましょう。

①感情のメモリを上げる

最初に「感情のメモリ」を説明します。

感情のメモリ
愛・確信・喜び・感謝 (エネルギーの質:高)
幸せ         
情熱
満足・希望
納得 ⇐(現状を肯定している。基準となる感情。)
イライラ
不平不満
不安
怒り
罪悪感
おそれ・無力感・絶望 (エネルギーの質:低)




感情のメモリは「納得」が基準となっています。

「納得」よりも上にあがるほど、エネルギーの質が高くなります。

逆に「納得」よりも下にさがるほど、エネルギーの質が低くなります。

そして感情のメモリは合格ゾーンと不合格ゾーンに分けることができます。

合格ゾーン
愛・確信・喜び・感謝
幸せ         
情熱
満足・希望

不合格ゾーン
イライラ
不平不満
不安
怒り
罪悪感
おそれ・無力感・絶望



「確信」は「合格ゾーン」の中でも、トップに位置する最もエネルギーの質が高い感情です。

「絶望」「不安」「怒り」などにとらわれていたら感じられないのはもちろん、「納得」のレベルでも足りません。

好きなことに熱中していたり、毎日の生活に充実や幸福を感じている状態を長くキープすればするほど、「確信」を得る状態に近づいていきます。

②心から求めるものに素直になる

私たちは自分の望むもの、求めるものが、自分の本心から湧き上がったものではなく、世間や周囲の人が「良い」とするもの、あなたに求め、期待するものを「自分の望むものだ」と勘違いしているケースがよくあります。

本当はすごく求めているのに、自分には無理だと最初からあきらめてしまっていたり、「これでは評価してもらえないから」と、思考で打ち消す人もいるでしょう。

本当に心が求めるものでなければ、確信という真の力を味方につけることはできません。

心の底から素直に望むからこそ、一見したらあり得ないような出来事や人とのご縁を引き寄せるのです。

③リラックスする

疲れていたり緊張状態にあったりすると感覚は鈍くなっていきます。

調子を崩している時は「不安」や「心配」にフォーカスしてしまいがちです。

身体と心をゆるめて力みを抜き、リラックスした自然な状態でいることは、「確信」を強めるための肉体的な準備を整えることになります。

【書評】「売れる個人」から「エンパワーする個人」へ

【書評】「売れる個人」から「エンパワーする個人」へ

『「売れる個人」のつくり方』の書評です。

まずは、私が心に響いた文を紹介します。

「売れる個人」から、「エンパワーする個人」へ。
それが本書の最後であなたに提案する「売れる個人」の最終形態であり、究極に幸せな生き方。
あなたが存在するだけで周囲の人たちが心を動かされ、勇気を出して本当にやりたいことや情熱を傾けられることに一歩を踏み出す。自分も周囲も巻き込んで、大きなムーブメントを起こしていく、そんな個人です。
「エンパワーする個人」の言葉には、不思議な力強さと説得力があります。たとえ何かを強く主張しなくても、まるで水面の波紋のように静かにじわじわと、ポジティブな影響力が拡大していくのです。そして人々は彼らの持つ独特の存在感に惹きつけられ、もっと言葉を聞きたいと、更に多くの人が集まってくることでしょう。

引用元:『「売れる個人」のつくり方』




「存在するだけで周囲の人たちの心を動かすような人物」

これは私が人生で目指す姿です。



人の心を動かすには、その人が発する良いエネルギーが大切です。

ですので、「エネルギーの量と質が大切」という言葉に勇気づけられました。

また、これまで試してみたけど効果が分からなかったことが、本書を読んだことで理解できたこともありました。

私にとって、本書の「マインド」に関する内容はとても参考になりました。



いっぽうで、「戦略」についての内容は今の私にはまだ早いと感じました。

既に売ることができる商品やスキルを持っている人には、参考になるでしょう。

まとめ:エネルギーの量と質を高めることが大切

まとめ:エネルギーの量と質を高めることが大切

売れる個人になるために、大切なポイント。

「売れる個人」は「エネルギーの量と質」で決まる


特に「エネルギーの質」を高めることが重要。

リアルに会ったときだけでなく、動画や文章からもその人のエネルギーを感じることができます。

それだけエネルギーが大事だということです。



エネルギーを高めるためには、自分の内面と向き合うことが必要です。

時間もかかるでしょう。

「売れる個人」になりたいのであれば、焦らずにしっかりと自分と向き合い、エネルギーを高めていきましょう。

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今回の記事は以上で終わります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

  • この記事を書いた人
chamublog

ちゃむ

ウェルスダイナミクス、本の要約、思考について書いてます | 情報発信の根底にあるのは人の成長 | 2021年5月ブログ開設 | 当ブログはアフィリエイトプログラムに取り組んでいます

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