こんにちは、ちゃむです。
あなたは自分の質問に対する相手の答えが本当の答えだと思いますか?
今回の記事はあなたの質問に対する相手の答えの先に、本当の答えがあるということをお話します。
この記事はあなたが「質問力」をつけるための手助けとなることを目的としています。
あなたの質問に対する相手の答えは本当の答えではありません

あなたは自分の質問に対する相手の答えが本当の答えだと思いますか?
実は、相手の答えの先に、本当の答えがあるのです。
相手の最初の答えは確かに相手が考えて出した答えでしょう。
ですが、ここで相手のその答えはなぜ出てきたのかと考えてみることが大切です。
なぜなら、相手は表面的なことだけを言ったり、思考の浅いところで考えたことを答えてしまうことが多いからです。
会話例を上げてみます。
会話例①
A「Bさんは、将来どうなりたいの?」
B「お金持ちになりたいです」
会話例②
C「仕事をはやく終わらせるためには、どうしたら良いと思う?」
D「優先順位をつけて取り組みます」
この会話は一見すると成立しているようにみえます。
会話が成立しているように見えますが、さらに質問をすることで相手の本当の思いを知ることや相手の思考を深めることができます。
先程の会話例でさらに質問をしてみます。
会話例①
A「Bさんは、将来どうなりたいの?」
B「お金持ちになりたいです」
A「いいね!お金持ちになったらどんなことをしたいの?」
B「実家の両親に家を建ててあげたり、旅行に行かせてあげたいんです。」
A「素晴らしいね!」
B「はい。両親には苦労をかけさせてしまったので、親孝行をしたいんです。」
会話例②
C「仕事をはやく終わらせるためには、どうしたら良いと思う?」
D「優先順位をつけて取り組みます」
C「なるほど。優先順位をつけるためにはどんなことに気をつければ良いと思う?」
D「仕事を頼まれたら、いつまでに終わらせたらよいか確認します。」
C「そうだね。優先順位をつける以外にできそうなことはあるかな?」
D「う~ん。書類がどこにあるか分かりやすくするためにデスクの上を整理整頓して、書類ごとに付箋紙をつけて一目で分かるようにします。」
会話例①ではさらに質問をすることで、相手の本当の思いを知ることができました。
会話例②では相手に新たな気づきを与えることができました。
相手の最初の答えに対して、なぜその答えが出たのかということを考え、さらに質問をすることで、相手の本当の思いや願いを知ることができたり、相手に新たな気づきを与えることができます。
相手の答えを掘り下げるための5W1H

相手の答えを掘り下げるコツをお伝えします。
それは相手の答えに対して5W1Hを意識して質問をすることです。
5W1Hとは
When いつ
Where どこ
Who 誰
What 何
Why なぜ
How どのように
の英単語の頭文字をとったものです。
会話を広げたい、深めたいのであれば、「いつ」「どこ」「誰」「何」を使うと良いでしょう。
いっぽう、相手の本当の思いや願い、相手に気づきを与えたいのであれば、「なぜ」「どのように」を使うと良いです。
とくに「なぜ」を7回繰り返して質問をすると真の目的を知ることができます。
自分自身に「なぜ」を繰り返すことで真の目的を知ることができる

今回のブログのテーマからそれますが、自分自身へ質問をしたときも「なぜ」を7回繰り返すことで真の目的を知ることができます。
自分自身へ質問を投げかけたときも、最初の答えは思考の浅いところで考えた答えになってしまいます。
最初に出た自分自身の答えに対して「なぜ」と質問をし、出た答えに対してまた「なぜ」と質問をする。
これを7回繰り返すと自分自身の本当の目的や思いに気づくことができます。
まとめ

あなたの質問に対する相手の最初の答えは本当の答えではありません。
最初の答えの先に本当の答えがあります。
相手の最初の答えに対して、なぜその答えが出たのかということを考え、さらに質問をすることで、相手の本当の思いや願いを知ることができたり、相手に新たな気づきを与えることができのです。
今回の記事は以上で終わります。
ありがとうございました。
〈参考・引用〉
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